2022-01-01から1年間の記事一覧
久しぶりの記事更新。だいぶ間が空いてしまったが基礎系の記事の紹介。 Bogeska R, Mikecin AM, Kaschutnig P, et al. Inflammatory exposure drives long-lived impairment of hematopoietic stem cell self-renewal activity and accelerated aging. Cell …
自分用の備忘録。 Forrest plot フォレストプロットの作り方。 ※Rとprismを併用。 https://www.mdf-soft.com/Prism6_UserGuide/index.htm?forest_plot.htm https://www.youtube.com/watch?v=UCGrNW1kLRo 1.Rで信頼区間を計算。 2.回帰係数推定値、95%信頼…
本日は大学院の卒業式でした。 学位審査後の流れを書いてみます。 1/6 学位審査 2/7 修正後論文提出 ~主査の先生とやりとして修正作業~ 2/18 合格 2/22 博士論文最終提出 で、今日3/24卒業式ということになります。 上記スケジュールのうち~主査の先生と…
Bloodに掲載された論文の紹介です。 Kovtonyuk LV, Caiado F, Garcia-Martin S, Manz EM, Helbling P, Takizawa H, Boettcher S, Al-Shahrour F, Nombela-Arrieta C, Slack E, Manz MG. IL-1 mediates microbiome-induced inflammaging of hematopoietic ste…
腸内細菌叢に関して過去に勉強したスライド 腸内細菌叢を取り扱った文献を2つ紹介。 腸内細菌叢の多様性低下は様々な疾患の 原因となる。CD腸炎の可能性を上げる肥満の発症率を高める造血幹細胞移植後の患者の死亡率と相関している 腸内細菌叢は体内のホメオ…
腸内細菌叢に関して調べたことまとめ。
抄読会で扱った文献の紹介。 RESEARCH ARTICLE IMMUNOLOGY Share on CD97 promotes spleen dendritic cell homeostasis through the mechanosensing of red blood cells DAN LIU HTTPS://ORCID.ORG/0000-0002-5601-8053, LIHUI DUAN, LAUREN B. RODDA HTTPS:…
Reviweの解説。何回かにわたっていきます。 まだまだ続いていきます。 Review Open Access Published: 23 November 2020 Molecular and cellular mechanisms of aging in hematopoietic stem cells and their niches Lei Zhang, Ryan Mack, Peter Breslin & …
抄読会で扱った論文の紹介です。 García-Prat L, Kaufmann KB, Schneiter F, et al. TFEB-mediated endolysosomal activity controls human hematopoietic stem cell fate. Cell Stem Cell. 2021 Oct 7;28(10):1838-1850.e10. doi: 10.1016/j.stem.2021.07.0…
造血幹細胞(HSC)の細胞分裂周期に関する論文。 Wilson A, Laurenti E, Oser G, van der Wath RC, Blanco-Bose W, Jaworski M, Offner S, Dunant CF, Eshkind L, Bockamp E, Lió P, Macdonald HR, Trumpp A. Hematopoietic stem cells reversibly switch from…
Reviweの解説。何回かにわたっていきます。 Review Open Access Published: 23 November 2020 Molecular and cellular mechanisms of aging in hematopoietic stem cells and their niches Lei Zhang, Ryan Mack, Peter Breslin & Jiwang Zhang Journal of H…
Reviewの解説。何回かにわたっていきます。 Review Open Access Published: 23 November 2020 Molecular and cellular mechanisms of aging in hematopoietic stem cells and their niches Lei Zhang, Ryan Mack, Peter Breslin & Jiwang Zhang Journal of H…
なんとなくは知っていましたが、ちゃんと調べたことはあまりなかったので調べてみました。 造血に関する実験を今回は想定。 マウスの造血の加齢伴う変化はヒトと類似しているので、マウスモデルはヒトのHSC加齢をモニタリングするのに適している。 特に、C57…
Reviweの解説。何回かにわたっていきます。 Review Open Access Published: 23 November 2020 Molecular and cellular mechanisms of aging in hematopoietic stem cells and their niches Lei Zhang, Ryan Mack, Peter Breslin & Jiwang Zhang Journal of H…
今回はさらっと。 Mohammed RN. The Impact of Age and Gender on Hematopoietic Stem Cells and Immune Contexture of the Bone Marrow Microenvironment. Cells Tissues Organs. 2020;209(4-6):209-214. いつもマウスの文献が多いですが、今回はヒト。 子…
以前、学位論文用のイラストココナラというサイトで依頼してみたという記事を書きました。 結果、すごくよかったんですが、他のイラストもあとから必要になったりしたんで作ってみました。 心臓です。狭心症の説明のために作りました。複雑に見えますが、Pow…
造血幹細胞は女性ホルモンエストラジオールの影響を受けるという記事を書きました。 teicoplanin.hatenablog.com その続きのような感じです。 造血幹細胞(HSC)はエストラジオールに暴露されると、細胞周期がまわり、分裂速度があがるそうです。 (ただしHSCの…
学位審査のときに造血幹細胞(HSC)と性別の関係に関する質問があったので改めて調べてみました。 結論から言うとHSCの分裂速度は性ホルモンの影響を受ける、エストロゲンによって細胞周期が回るようになるようです。 調べた中で、HSCの性差について詳細に報告…
学位審査の際に質問されたことの中で、気になったことを調べてみました。 「造血幹細胞(HSC)の中で前駆細胞→HSCと元に戻ることはあるの?」 という質問です。うまく答えられなかったので調べてみました。 まずHSCに限らず、幹細胞全体で言うと、このようにも…
以前死細胞に関する記事を書きました。 死細胞検出法(染色法)であるPI=Propidium IodideとAnexin Vはどう違う? A. Anexin Vは全ての細胞死で陽性になるが、PIはネクローシスでのみ陽性となる。 アポトーシスが起こると正常細胞では細胞膜内にあるリン脂質ホ…
少し更新をさぼってしまいました。 本日の記事は学位審査に関してです。ついに博士課程も4年目なのでこの時期がやってまいりました。これは自分用の記録として、また今後同じ道を進む方の参考になるように学位審査の準備と当日のことなどを書いていきます。 …
これまでは論文や学会発表用に図が必要なときはPowerPointの描画機能を使って自分で描いていました。 こんな感じです↓ illustratorやPhotoshopを使っている研究者の方も多いと思いますが、慣れればPowerPointでも結構いろんな図が描けるものです。 しかし、…