本日も再びウェスタンブロッティングです。
これまでのウェスタン関連記事はこちら↓
ウェスタンブロッティングのトラブルシューティング:非特異バンドが多すぎるとき① - こりんの基礎医学研究日記
ウェスタンブロッティングのトラブルシューティング:非特異バンドが多すぎるとき② - こりんの基礎医学研究日記
ウェスタンブロッティングのトラブルシューティング:1次抗体と2次抗体を変えてみる。 - こりんの基礎医学研究日記
ウェスタンブロッティングにおいて、1次抗体と2次抗体の選択が重要である点は何度か言及してきました。
先日、新しい1次抗体と2次抗体を購入してみたところ、バンドがかなりきれいに出たということを記事に書きましたが、アルブミンが残っていたせいか、目的のバンドの下にもバンド(のようなもの)が出てしまっていたため、今度はサンプル調整の際、細胞調整の前にPBSでの洗いを念入りに(3回ほど)おこなって、もう一度ウェスタンブロットをしてみました。
するとやはり、バンドがさらにきれいになりました!!
これまでのウェスタンブロットと比較してみます。
左:以前の1次抗体・2次抗体で最もうまくいっていたとき
中:新しい1次抗体・2次抗体(前回)
右:新しい1次抗体・2次抗体(今回)
かなりバンドがきれいに出ました。最初に行ったウェスタンブロッティング(↓)と比較すると全然違います。
抗体の選択ミスでⅠ-2か月無駄にすることもあるので慎重にすべきかと思います。