勉強したこともメモ。
- CpGによるシトシンメチル化は、哺乳類DNAの主要なエピジェネティックな就職の1つである。
※DNAメチル化のほとんどはシトシン(C)で生じ、遺伝子発現を抑制する。
CGという配列が集中して存在する領域(CpGアイランド)の70%−80%程度のシトシンがメチル化されている。がんはがん抑制遺伝子の発現がCpGアイランドのメチル化によって抑制されてしまうことによって発生するとされている。 - 細胞運命の決定は、通常エピジェネティックな修飾と遺伝子発現を調節する転写因子によって開始される。
- 近年の研究では、DNAメチル化がDNAに結合する転写因子を調節できることが報告されている。
Sardina JL, Collombet S, Tian TV, et al. Transcription Factors Drive Tet2-Mediated Enhancer Demethylation to Reprogram Cell Fate. Cell Stem Cell. 2018 Nov 1;23(5):727-741.e9.