本日も文献紹介ですが軽めに行きます。
RESEARCH ARTICLEIMMUNOLOGY
Eosinophilic inflammation promotes CCL6-dependent metastatic tumor growth
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- 炎症が発がんの原因となることが示唆されているが、炎症との関連が深い好酸球とがん転移との関係はこれまで明らかにされてこなかった。
- 筆者らはマウスにおいて、好酸球増多を伴う気道炎症、好酸球性腸炎の両方でがん転移が増えることを突き止めた。
- 交差急増多は、骨転移増加に関与している。
- 胸膜転移のあるがん患者の胸水中には好酸球増多がみられる。
- 好酸球はCCL6を分泌することにより腫瘍細胞の郵送と転移形成を促進する働きがある。
- CCL6の受容体であるCCR1をブロックすることで転移を防ぐことができるかもしれない。