勉強したことのメモ。
Chrysanthou S, Senner CE, Woods L, Fineberg E, Okkenhaug H, Burge S, Perez-Garcia V, Hemberger M.
A Critical Role of TET1/2 Proteins in Cell-Cycle Progression of Trophoblast Stem Cells.
Stem Cell Reports. 2018 Apr 10;10(4):1355-1368.
- TET1,2はいずれも栄養膜幹細胞 (Trophoblast Stem Cells: TS 細胞)の維持に重要。
- 上皮遺伝子の発現促進を通して栄養幕幹細胞を保護する。
- TET1,2欠損TSCは細胞周期が障害されてしまう。
- TET1はサイクリンB1に結合して安定化を助け、それによってG2/M進行を促進する。
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- ten-eleven translocation (TET)タンパク質はES細胞の多能性を維持するために重要な役割を果たしているとされている。
- 今回の論文ではTET1とTET2も栄養幕幹細胞の自己複製能を保護する能力を有していることを示す。
- 特にTET1に関してはEカドヘリンを通してこの役割を果たす。(EカドヘリンはTET1が存在しないと高メチル化され、発現が抑制される)
- TET1はサイクリンB1に結合して安定化を助け、それによってG2/M進行を促進し、融資分裂細胞周期進行を促進する。