マウスへの造血幹細胞移植や薬液静注は後眼窩に行われますが、初心者にとっては簡単ではありません。
もう1つの方法として、尾への静注という方法もありますが、どちらもほぼ同等の効果が得られ、後眼窩への静注は合併症も少ないと書かれています。
上記論文では図解もされています。
しかしいざやってみると、これはなかなか難しく、先日の静注の際には吸入麻酔を使用し、マウスを眠らせた状態で行いましたが、なかなか逆血が引けず、なぜか5匹中3匹も手技中に死んでしまいました…。
やっているうちに上達していくでしょうか。次回は注意したいと思います。