こりんの基礎医学研究日記

都内の医大を2014年に卒業。現在は大学院で基礎研究中。日々の研究の中で疑問に思ったことや勉強したことなどを主に自分のための備忘録として書いていきいます。ときどき臨床の話や趣味の話も。必ずしも学術論文等が元となっていない内容もありますので、情報の二次利用の際はご注意ください。

超遠心機の使い方

自分用の備忘録です。

 

超遠心機

超遠心機(ちょうえんしんき、ultracentrifuge)は超高速回転に最適化された遠心分離機であり、1,000,000 G(約 9,800 km/s2)もの加速度を生み出すことができる[1]。超遠心機には分離用(preparative)と分析用(analytical)の2種類が存在し、どちらも分子生物学生化学、高分子科学において重要である[2]

出典:Wikipedia

 

Avanti HP-26 XP

ウイルス濃縮に必要な20,000rpmの回転数が出て、なおかつ50mlチューブでの遠心が可能。

※他の大学所有の遠心機・超遠心機はもっと少ない容量(チューブ)でないと延伸できない。

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遠沈管

xg対応himac TCチューブ使用

高速冷却遠心機から小形遠心機まで幅広く使用できます

出典:

高速冷却遠心機CR-Nシリーズ:himac

※普通の遠心チューブは高速遠心に耐えられず、蓋が割れてしまうので、高いGに耐えられる専用チューブの使用が必要。

 

ローター

50mlチューブで遠心可能なローターはJLA-10.500

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写真のように専用アダプターをセットし、遠沈管を挿入する。

→専用の蓋を閉める。

→ローター本体の蓋を閉める。

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ローターを遠心機にセットしボルトを回してしっかり固定。

→遠心

※遠心数のセットやスタート法など細かな操作はマニュアル参照。