こりんの基礎医学研究日記

都内の医大を2014年に卒業。現在は大学院で基礎研究中。日々の研究の中で疑問に思ったことや勉強したことなどを主に自分のための備忘録として書いていきいます。ときどき臨床の話や趣味の話も。必ずしも学術論文等が元となっていない内容もありますので、情報の二次利用の際はご注意ください。

モーラム(Mor lam)とケーン(Khene)

急にいつもと全然違う記事。

 

タイの大学とサマーコースで交流する機会があり、調べてみて少し面白かったので記録してみます。

 

グループ発表があったのですが、メンバーの1人であるタイの学生がIsan地方(タイ北東部)出身であり、その地域の伝統音楽であるMor lam(モーラム)に焦点を当ててみることになりました。

 

Wikipediaによると、

本来は独特のリズムとケーン(笛の一種)による主旋律、裏返って途切れそうなボーカルを特徴とし、その内容は生活の貧窮や行政批判など社会・政治的なものから恋愛や人情まで多岐にわたる。

だそうです。

 

タイには独特の楽器がたくさんあります。

 

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出典:

https://markspostcards.wordpress.com/2015/01/18/thailand-thai-musical-instruments/

 

上記にもあるKhene(ケーン)という楽器がMor lamの中心的楽器のようです。

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出典:Wikipedia

フリーリードの楽器で、息を吐いてる時も吸ってる時も音が出るのが特徴とのこと。

 

日本の雅楽の主要楽器の1つ笙と同じルーツとされている。

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出典:Wikipedia