テレビのニュースで見ていたホワイトハウスがホテルの目の前に見えています。
今回は、今年で3回目の参加になるDiagnostic Error in Medicineとう学会のレポートをしていきたいと思います。
日曜日の夕方ごろに日本を発ち、同日(現地時間)の15:00ごろ、ワシントンダレス空港に降り立ちました。
Legal Sea Barというシーフード店で食事をし、おいしかったです。
さて、このDiagnostic Error in Medicineは、「診断エラー学」というものの学会で、まだできて10年程度の新しい学会です。
「診断エラー学」というのは、診断の過程において、何らかのミスや、遅れが生じた場合に、日本においては「お前が未熟だからこうなったんだ!!」となりがちですが、そうではなく、ミスや遅れが生じた理由を認知行動科学的に分析し、そのミスを減らそうというのが目的です。
米国医師国家試験USMLEでは、この「バイアス」に関してが必須学習項目となっており、実際に頻繁に試験のも出題されていますが、日本においては学生段階からの教育は(少なくともそこまでのレベルでは)行われておらず、いわゆる日本特有の「恥」を隠す分化もあいまって欧米と比較し、その浸透に後れを取っていますが、それでも少しずつ広がってきているように思えます。
今回は、学会のレポートするとともに、診断エラー学についても紹介していきたいと思います。